津山市 U様邸 お風呂が沸かない

先日と同じようなお問い合わせです。

 

今回のお客様も薪焚き兼用の風呂釜をお使いでした。

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お風呂が沸かない要因として、バーナーの燃え方が通常は

 

『ブォーーーーー!!』

 

といった燃え方なのですが、今回は

 

『ブォッ、ブォッ、ブォッ、ブォッ』

 

と息継ぎするような、途切れ途切れの燃え方になっていました。

 

 

こういった時の原因としてまず考えられるのが燃料のエア噛み、もしくは水噛みです。

 

エア噛みはタンクの燃料が不足してきて、配管に空気が入ってきてしまったときにおこります。

 

今回は燃料はタンクの半分近くまで入っていたので問題はありませんでした。

 

ただし、

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タンク内部の写真ですが、底が錆びてしまっています。

 

これが見られるということは、タンクの底に水が溜まっている証拠となり、燃焼の息継ぎは燃料と一緒に水が入っていることが解りました。

 

タンクのふたはいつもきっちり締めているのに何で水が入るの?

 

と疑問に思われるお客様も多いのですが、ここに溜まっている水の多くがタンクの内側で結露した空気中の水分で、それが何年かするとタンクの底に溜まってきてこう言った現象を引き起こしてしまうのです。

 

今回は燃料タンクを新しいものに取り換え、配管とバーナーまわりのクリーニングをして修理完了となりました。

 

燃料タンクは大きいもの(100ℓ程度入るもの)であればタンク内に溜まった水を抜く『水抜きバルブ』がついている場合が多いので、年に一度はチェックをしておいたほうが良いかと思います。

 

ご自分ではちょっと怖いから・・・と思われたら是非当社にご連絡を!

 


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